炭水化物も食べ方を工夫すれば太らない?!
今、試したいダイエットシリーズ第2弾は「冷ご飯ダイエット」です。ダイエットといえば油と糖質は禁忌、炭水化物なんてもってのほか!というのが定説でしたよね。しかし、ダイエットの敵である炭水化物も食べ方次第でダイエットの味方に大変身するのです。今回はそんな「冷ご飯ダイエット」にフォーカスします!
冷ご飯ダイエットって何?
ダイエット中は糖質が血糖値を上げてしまうため炭水化物は禁忌的なもの、という認識が一般的ですよね。
でも、冷ご飯にして温度を変えてあげるだけで栄養価は変わらず太るもとのでんぷんが太らないでんぷんに変化してしまうんです!
太らないでんぷんって?
ご飯を冷やすことで血糖値を上げてしまう「でんぷん」が「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」という血糖値を上げないでんぷんに変わります。でんぷんから変化したレジスタントスターチは体内で食物繊維と同じような働きをします。
でんぷんには加熱することで吸収されやすいαデンプンが冷たくなると結晶化して吸収しづらいβデンプン化するという特徴があるため、冷ご飯にすると太らないでんぷんレジスタントスターチが出来るのです。
知られざる冷ご飯の効果!
冷ご飯には、こんな効果があります。
- 血糖値の上昇が穏やかになる
- 食物繊維の不足を補える
- 病気の予防になる
そのため、ダイエットに効果的といえます!
ちなみに、これはでんぷんが変化することで得られる効果なのでご飯だけに限らずうどんやパスタでも同様の効果があります。
冷凍ご飯を解凍しても効果はある?
冷凍したごはんを電子レンジで再加熱して食べてもいいの?というのはよく論点に挙げられるところですね。
結論から言うと冷凍したご飯を電子レンジで再加熱→常温以下まで放熱するとレジスタントスターチは炊きたてご飯を冷やしたときと同じように増えていきますので効果があります。
冷やして水分が飛び、デンプンの再結晶化が進めば進むほどレジスタントスターチは増えていくので消化されにくく摂取されるカロリーは減っていきます。
しかし、水分が飛んでいくほど美味しさは無くなっていくので注意が必要です。なので、適度に冷やして食べることが得策です
お手軽なところから始める冷ご飯ダイエット
今回は冷やしたご飯ダイエットをご紹介してきました。まずは、コンビニおにぎりはあたためない、パスタは冷製パスタにする、おうどんやお蕎麦は冷たいものをというところから始めて冷たい炭水化物を摂ることに慣れていくのはいかがでしょうか。ぜひ試してみてくださいね!