とうとう郵便局の年賀状の受け付けも昨日(12月15日)から始まりましたね。
毎年早めに年賀状を作って年末ぐらいはゆっくりしようと計画しても、なかなかその計画通りに進まないのが年賀状作りですよね。
誰に出せばいいのか、あの人に出すのに失礼のない年賀状になっているのかな?など意外とわからないのが年賀状のマナーなのではないでしょうか?
今回は、いざ年賀状を書こうと思ったときに、意外と忘れられている年賀状のマナーをご紹介します。
まずはおさらい!押さえておく年賀状のポイント
まずは年賀状を自作するときに必ず入れるべき基本の情報。
- 賀詞
「謹賀新年」「賀正」「あけましておめでとうございます」等の新年の祝辞 - 年号
新年の年号は必ず。今から作るのであれば2017年or平成29年元旦などです。 - 新年の挨拶文
「旧年中は大変お世話になりました」等の感謝の言葉。送る相手との関係も考えて書きましょう。もちろん「本年もよろしくお願いします」等の挨拶文もお忘れなく。 - 相手の氏名はしっかり確認
送る相手の氏名はしっかり確認しましょう。漢字の間違いなどは大変失礼にあたります。
気を付けよう、目上の方には失礼のないように。
出典:http://yubin-nenga.jp/
年賀状に入れるべき情報はわかりましたね。次はややこしい「目上の人(上司や先輩)」と「友達や同僚」との書き方に違いについて説明します。
目上の方は縦書きで!
年賀状を書くときに縦書きの場合と横書きの場合がありますよね。普段の文書などはほとんどの場合横書きで書かれているので縦書きは書きにくいと感じるかもしれません。
しかし、上司や先輩など、目上の方に年賀状を送る場合は宛名・本文など全て縦書きで書きましょう。
お友達や同僚などは横書きでも構いません。
賀正?謹賀新年?どっちが正解?
『賀詞』に関しても決まりごとがあるって知っていましたか?もし目上の方に送る年賀状の場合は、「謹賀新年」等の4文字賀詞を使いましょう。他には、「近賀新春」「恭賀新年」等もOKです。
これは友人や同僚なども4文字賀詞を使用しておけば間違えないかもですね。
年下や、特に仲の良い友人などにあまり固くしたくない場合などは、2文字賀詞やそれこそ「あけおめ~」とかでもいいですね。
添え文もなんでもいいわけではありません。
年賀状を見ていて「句読点」がないことを不思議に思ったことはありませんか?
実は年賀状には「句読点」は使いません。これは、大人に対する手紙に「句読点」を入れることは子ども扱いしているようで失礼に当ると言われ使われないそうです。他にも慶事に区切りをつけないとの縁起担ぎの意味もあると言われています。
実際に添え文を書くときの注意点は、できるだけ送る相手と共通の話題を入れて書くように心がけましょう!「昨年は●●をご一緒出来てとても楽しかったです」等。
まとめ
今回は、いまさら聞けない年賀状のマナーについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
年賀状を書くときには必ず気にする必要のある事柄についてまとめてみました。年賀状は心を込めて送れば何でもいいような気もしますが、昔からある日本の伝統でもあります。
今までは年賀状などあまり出さなかった方もこの記事を見て書き方がわからないなどのストレスがなく年賀状を書いてもらえればと思います。
年賀状が来れば誰でもうれしいものですよね!
郵便局さんの特設サイトでテンプレートなどもダウンロードできますので参考にしてみてはいかがでしょうか?