関東と関西では、他の地域でもそうですが言葉が異なります。
イントネーションや発音は地域によって違うものですが、そもそも呼び方が異なる場合もあり、新天地に引っ越して何気なく使った言葉でまわりが『え?』となってしまう時も...
今回はそんな呼称の違いをまとめてみました。
関西と関東の言葉の違い
言葉の違い① パーマをあてる?かける?
パーマネントウエーブ (permanent wave) とは、毛髪に化学反応を用いて人工的な縮毛を形成する美容技術、もしくはそれによって得られる髪型のことである。略してパーマ (perm) と呼ばれることが多い。
ヘアーアイロンやヘアドライヤーで作る一時的なウェーブに対し、水に濡らしても「半永久的 (permanent) に形の崩れないウェーブ」という意味で生まれた用語。wikipedia参照

パーマを...
アイロンも同じような言い方をするようです。
関西では、アイロンをすることを「アイロンがけ」と言います。当て布は関西・関東共通で「あてる」なのは不思議ですね。
言葉の違い② ごみをほかす?捨てる?

ごみを...
これは関東の方はびっくりですよね。
「ほかす」という表現は関東ではほとんど使われないので、意味がわからない方も多かったのではないでしょうか。
言葉の違い③ めばちこ?ものもらい?
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは、まぶたにあるマイボーム腺やまつ毛の根もとの脂腺の急性化膿性炎症。マイボーム腺にできるものを内麦粒腫、まつ毛の根もとにできるものを外麦粒腫という。主に黄色ブドウ球菌の感染を原因とし、まぶたの裏側などが腫れて痛む病気。獣医学領域では老犬や馬に認められる。
wikipedia参照

朝起きたら...
日本では7割以上の地域の方が「ものもらい」と呼ぶようで、「めばちこ」と呼ぶ人は極少数派のようです。
ちなみに山口県では「めぼ」、高知県では「めぼう」と呼ぶそうです。
地域によって様々ですね。
言葉の違い④ 押しピン?画鋲?
掲示物を壁面に固定する際などに使われる、金属・プラスチックなどの頭部に、鋭い針を取り付けた器具のこと。
プッシュピン(英: Push pin)、またはアメリカ英語でサムタック(英: Thumbtack)、イギリス英語でドローイングピン(英: Drawing pin)と呼ばれる。wikipedia参照

...でそれ貼っといてを?
テレビで見ましたが関東の文房具屋さんで『押しピンどこにありますか?』と聞くと『?』となるようです。
まだまだある呼称(関東⇔関西)の違い
- 「なおす」と「しまう」
整理整頓をするときに使います。 - 「つまみ」と「あて」
お酒の友としてかかせません。 - 「鶏肉」と「かしわ」
関西人は「かしわ」が定着してますが鶏肉でももちろん通じます。 - 「鳥肌」と「さぶいぼ」
これも有名な呼び方違い、寒気のするときにゾクっとするアレですね。 - 「マック」と「マクド」
関西人はなぜか意地でもマックとは言いません。
まとめ

今回は関西と関東の言い方、呼び方の違いをまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
まだまだありますが、旅行で出かけたときや引っ越して新天地でという時に思わず話し相手が『?』になる言葉、言い換えたり説明したりで思わぬコミュニケーションが生まれるかもしれませんね。