カフェによく行くならおさえておきたい知識
コーヒー×ミルクの飲み物を飲みたい!そんな時、頼みたいのはカフェラテ、カフェオレどちらでしょうか?ここのカフェにはカフェオレしかメニューにないからカフェオレにしよう、なんて決めたり…意外と両者の違いをちゃんと説明しようとすると難しかったりしますよね。そんな今回はカフェオレ、カフェラテの違いにフォーカスします。
違いその1:コーヒーの抽出方法
カフェラテとカフェオレの違いはコーヒー部分の抽出方法です。
ネルやペーパーでドリップしたコーヒーを使用します。
カフェラテ
細かく挽いた豆に圧力をかけ短時間で抽出したエスプレッソコーヒーを使用します
エスプレッソはドリップコーヒーに比べ旨味が凝縮し、カフェインの少ない、キレのある味だと言われているそうです。
違いその2:ミルクとコーヒーの割合
カフェオレ
コーヒーとミルクの割合は1:1
カフェラテ
コーヒーとミルクの割合は2:8
コーヒーの抽出種類が違うので割合が変わってくるのは当たり前といえば当たり前ですね。
違いその3:ミルクの種類
カフェオレ=ミルク
普通のミルクをそのまま入れたり、温めていれたりします。
カフェラテ=スチームミルク
牛乳を蒸気熱で温めたスチームミルクを使用します。
番外編:語源からみる違い
カフェ・オ・レはフランス語で、レはミルク(牛乳)の意味。カフェ・ラテはイタリア語の造語で、ラテはイタリア語ラッテからミルク(牛乳)の意味。つまりどちらもコーヒーにミルク(牛乳)を入れた(混ぜた)ものということになります。どちらもコーヒー+ミルクという部分では同じです。
選択しなければならない状況は意外と少ない?
今回はカフェオレとカフェラテの違いについてご紹介してきました。コーヒーの抽出方法やミルクなど多くの違いがあって驚きですね。
しかし、実際の現場でこの2つの選択を迫られることは意外と少ないんです。ドリップコーヒーのお店なのでカフェオレだけ提供するカフェやカフェラテのみ提供のカフェなど様々ありますが、両方を置いてあるお店は少ないというのが実際のところです。
違いを知っていることで、より両者を味わえるようになることは間違いないですが、結局行った先のカフェがどちらを提供しているかで決めることが多くなりそうです。