「大阪」と一括りにできないような空気感の”天神祭”
神田祭(東京)、祇園祭(京都)とならぶ日本の三大祭のひとつである天神祭(大阪)。 天神祭は1000年余りの歴史を持つお祭りです。祭りの中心は大阪天満宮で祀られている菅原道真公で、市内の繁栄ぶりを道真公の御神霊に見ていただき、さらなる繁栄を祈願するために、氏地を巡行します。その中でも船渡御がとりわけ長い歴史を持っているお祭りです。
今回はそんな天神祭を効率的に楽しめるポイントをご紹介します!
船渡御(ふなとぎょ)とは、祭礼などでの神事の一つ。 渡御の一種で、神体や神霊を船に乗せて川や海を渡す。 広義には、その船を送迎する神事も含む。 一般的には、神霊の移った神輿を船に乗せて行われる。
出典:Wikipedia
天神祭って何を楽しむの?

特に、本宮の7/25に行われる陸渡御、船渡御、奉納の花火大会がメインイベントと位置づけられています。
商店街や露店でお祭り気分を楽しむ

大川沿い、大阪天満宮境内、天神橋筋商店街 この3つが屋台などを楽しめるスポットです。 大川沿いと大阪天満宮境内は『theお祭りな屋台』が軒を連ねます。 天神橋筋商店街は日本一長いアーケード商店街として有名で、こちらに出される屋台もオススメです!しかもこちらは屋台だけではなく商店街のお店も営業しているので食べ歩きにはもってこいです。
本宮の奉納花火を楽しむ
大川をはさみ2ヵ所から打上げられる花火の総数5000発以上。この打上げられた花火と篝火、提灯の光は大川を航行する船渡御列を照らしだし、一層、見守る人々を神秘的な光景へ誘っていきます。
伝統とモダンの融合、ギャル神輿

天神祭を盛り上げるための前イベントとして、天神祭宵宮の前日である毎年7/23に神輿を女性が担いで、天神橋筋商店街を巡行する通称 『ギャルみこし』も有名で、天神祭の見どころのひとつです。
参加資格が16歳から30歳までになり書類選考と面接審査まであって、楽しみにしている方も多いと噂のイベントになります。
2016年の応募は残念ながら6月30日に締め切られたみたいですが、ご興味ある方は来年挑戦してみてはいかがでしょうか?
天神祭で大阪の2つの顔を楽しむ
今回は天神祭を楽しむポイントをいくつかご紹介してまいりました。 "歴史的、モダン"の2つの顔がある大阪。いつものお出かけや旅行ではなかなか触れることのできない1000年余りの歴史を持つ大阪のトラディショナルな一面をこの天神祭で存分に味わってみてはいかがでしょうか。